今回の世界一受けたい授業の3時間目は「家族をまもるための乳がん検定」でした。
今までも乳がんの特集があると、なんとなく観るようにしていましたが、子供が出来、自分の年齢も若いとは言えなくなってきた今、乳がんを身近に感じる事が増えてきました。
今回は番組を観て、しっかりとした知識を身につけようと思いました。
乳がんについて
日本人の女性の11人に1人が乳がんになると言われています。
乳がんは母乳の通り道である乳管に出来、周囲の組織を巻き込みながら大きくなります。
その後、肺など他の臓器へと広がっていくのです。
でも、乳がんはすい臓ガンなどに比べて発見しやすく、
早期発見できれば90%以上は治る可能性のあるガンでもあります。
年齢にもよりますが、国の方針として2年に1回の検診が推奨されています。
家族に乳がん患者がいたり、リスクが高いと思われる人は毎年受けた方がいいようです。
乳がんの検査方法と注意点
乳がんの検査方法は2つ。
マンモグラフィと超音波検査(エコー)があります。
注意したいのが、マンモグラフィは日本人女性の多くが、乳がんを見つけにくいらしいのです!
原因はデンスブレスト。
デンスブレストとは他の人に比べて、母乳などを作る乳腺の濃度が高い乳房の事。
マンモグラフィでは、乳腺もガンも白く写り、ガンが見分けにくい。
なので、乳がんがあったとしても「異常なし」と出てしまうんですね!!
しかも日本人女性の半数以上がマンモグラフィではがんを見つけにくい、デンスブレストであると言われています。
早期発見で90%は治ると言われている乳がんを、「異常なし」と言われてしまうことで発見が遅れ、治療を受けるのが遅くなってしまいます。
マンモグラフィでは「異常なし」と出たけど、超音波検査で乳がんが発覚したという方は多いそうです。
40代の女性では2つの検査を併用すると発見率が1.5倍になるというデータがあります。
ただ、20~30代の若い人はマンモグラフィによる被ばくの問題、また乳がんの発生リスクが非常に低いということで慌てて検診を受ける必要はないそうです。
例外的に家族で乳がんを発症した人がいる場合は早くから検診を受けた方がいいです。
乳がんになりやすい人って??
☆国立がん研究センターが行った5万人の女性を対象にした研究で、
身長160cm以上の人は148cm以下の人にくらべて乳がんになる確率が
閉経前・・・1.5倍
閉経後・・・2.4倍
原因としては、成長期に成長が早かった人は女性ホルモン・成長ホルモンの分泌が早く、それが影響しているのではないかと言われています。
☆胸の大きさは関係なく、乳製品を多く摂ると乳がんになりやすいと言う人もいますが、関係ないそうです。
☆太っている人は要注意で標準体型の人に比べ2倍リスクが上がる。
☆毎日アルコールをたくさん摂取する人は乳がんになりやすくなる!!
アルコールを分解した際に発生する、アセトアルデヒドに発がん性があると言われています。
ビール=大瓶1本
ワイン=グラス2杯
これを毎日とる人はリスクが高まるといわれています。
しこりってどんな感じ?
乳がんは自分で発見できると言われていて、お風呂の時などに自分で触って確認するのがおススメです。
ただ生理中は女性ホルモンの影響で乳腺が張り硬くなるので、生理の時は避けて確認してみてください。
一般的に、
良性=つるっとしていて、触るとよく動く
悪性=ゴツゴツしていて、動きが悪い
気になる方、どちらかよく分からないという方は検査してもらうのが一番ですね!
乳がんになる確率を減らすには・・・
毎日適度は運動をしている人は乳がんのリスクが3分の1に減少!
少し汗ばむ程度の運動を毎日続ける事が大切です。
食べ物としては、「お味噌汁」がいい!!!
1日1杯お味噌汁を飲むという人に比べて、乳がんの発症率は
1日2杯だと26%↓
1日3杯だと40%↓
大豆に含まれるイソフラボンに乳がんの予防が期待できるそうです。
また、最新のマンモグラフィは3Dってのがあるそう!!
細かく断面撮影できる事により、発見率が高い!
ちなみに検査は15分程。
検査費用は約1万6000円(自費診療)
番組を観て
乳がんとは・・・というところから、それぞれの検査の特徴を分かりやすく説明してくれて、乳がんについての知識が深まりました。
やっぱり、お酒ってほどほどにしなきゃいけないんだな・・・(笑)
どの病気でもお酒って言われますもんね(汗)
最近、お酒を解禁した私には心にグサッときましたよ・・・
毎晩飲んでるのを2日に1回にしようかな??
あとは運動ですね!
やっぱり健康には運動が1番!
運動をして大豆食品を摂取するようにしますっ!!
大豆イソフラボンって肌にもいいし、女性には良いことばかりですね♪
定期的に健康・病気の番組って観るのがいいなぁ~
気を引き締めるキッカケになりますね!
自分だけじゃなく、家族のためにも病気になりにくい体を目指そうと思います!
