4月29日の「世界一受けたい授業」で取り上げられた、日本人に合った健康法についてです(。・ω・)ノ゙
今話題の「欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防 (ブルーバックス)
こちらの本の内容が15分で分かる!!
って番組では言ってましたが、確かに分かりやすかったし、先生のお話も良かったです。
例えば、日本人と欧米の方とでは胃の形とか胃酸の分泌量も違います。
なので、欧米で流行っている健康法が日本人には合わない事があります。
詳しくはコチラ↓↓↓
心臓病
日本人の死因ランキング
1位 ガン
2位 心臓病
3位 肺炎
いわゆる突然死のおよそ7割が心臓病です。
日本ではガンに次ぐ、年間死亡者数の多い死因ですが、これは先進国では少ない方です。
心疾患による死亡者数(人口10万人あたり、2012年調べ)
・インド・・・約145人
・中国・・・約102人
・アメリカ・・・約66人
・日本・・・約26人
なんで少ないかというと、日本人は魚をよく食べているから。
青魚に含まれるエイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸は血管を詰まりにくくする効果があります。
日本人の魚介類の消費量はアメリカ人の4倍!!
世界トップクラスです。
そのため、日本人の血液にはエイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸が多く含まれ、心臓病になりにくい!
しかし近年、食の欧米化による魚離れが・・・
それに比例して日本人の心疾患による死亡者数は年々増加傾向にあります。
1日に必要な青魚は90g
これはにぎり寿司ならたったの5貫!
青魚を意識的に食べるようにしたら、クリアできる量です。
骨
骨を丈夫にする最適は方法といえばカルシウム!
日本人はカルシウム不足で、1日に必要な量600mgを摂れていない人がほとんどです。
先進国の中で最も少ないです。
カルシウム不足は将来的に骨粗鬆症など深刻な病気になってしまう危険性があります。
しかし、毎日お味噌汁を飲む事によって骨を強くする事ができます!!
味噌など大豆製品に含まれるイソフラボンには骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ効果があります。
取ったカルシウムを逃がさないのが重要!!
これは、カルシウムといえば牛乳というイメージがありますが、日本人は牛乳に含まれる乳糖を分解できない人が多いので、飲むとお腹がゆるくなってしまいます。
せいぜい3割の方しか分解できないそう。
昔から牛乳を飲む文化のあった欧米の方は9割の方が問題なく分解できます。
なので、日本人の体質的にせっかく摂る事の出来たカルシウムを逃さないようにする事が大切です。
便秘解消法
成人女性の4人に1人が悩んでいるといわれる便秘。
たかだか便秘とあなどると大変な事になります!!
激しい腹痛・・・そして吐き気を感じるようになり、腸が詰まる腸閉塞を引き起こす危険もあります。
日本人に最適な便秘解消法は「お米」
お米は水分を保持したまま大腸まで到達し、便をやわらかくする効果があります。
さらにお米が冷えると、でんぷんのおよそ20%が胃で消化しにくい「レジスタントスターチ」に変化。
このレジスタントスターチは胃で消化されず大腸まで直接届くので、便秘改善にさらに良いといわれています。
胃ガン予防
ガンは欧米では少ないのに、日本人には非常に発症率の高い病気です。
日本人に良い予防方法は「緑茶」で胃がんの発生を抑制する。
緑茶ポリフェノールが増えると女性で胃がん発症率が1/3に減少したという調査結果が出ています。
ただタバコを吸う人は要注意!!
緑茶を飲みすぎると逆効果になります。
正確には解明されていませんが、それだけタバコが胃がんに悪いと言う事がいえます。
スムージーダイエットをする時のポイント
ダイエット目的でスムージーを飲んでいる方も多いと思いますが、作り方にポイントがあります。
注意しないと逆効果になるかも・・・・
それは果物の量!
欧米と日本のリンゴとでは糖度が違い、日本のものの方がずっと甘いです。
品種改良が進んでいるため、日本の果物は甘め。
また、くだものに含まれる糖質は中性脂肪に変わりやすく、日本人は特にお腹回りに脂肪がつきやすい体質なので果物の糖には気を付けた方がいいです。
なので、欧米の方のレシピをもとにスムージーを作ると逆に太ってしまう事も・・・。
スムージーにはビタミン、食物繊維が豊富に入っているので、スムージー自体には問題はありません。
ただ、ダイエットが目的の場合には、材料の8割以上は野菜にした方がいいです。
