12月16日の「世界一受けたい授業~今年わかった新常識」の第1位になった『教育』から本当にデキる子の育て方を紹介したいと思います。
こちらの著者である都立日比谷高校の校長武内彰先生でした。
都立日比谷高校は偏差値71!
夏目漱石やノーベル生理学・医学賞受賞者の利根川進博士らが通った名門ですが、ここ何年か東大合格者数が低迷していたそうです。
しかし、武内先生が校長に就任すると急激にV字回復!!
ただ、武内先生が目指したのは東大合格者数ではなく
「世界でリーダーシップをとれる生徒」
「大学合格がゴールではありません。将来どんな業界に進むのであれ、その業界でグローバル(世界的な)リーダーになれる人材を育てるのが私たちの使命だと考えている」
と仰っていました。
「あなたは頭がいいね」と褒めると子どもはどうなる?
これは海外の大学での研究結果です。
番号などを当てるゲームで遊んだ子どもに「あなたは頭がいいね」と褒めたところ、その褒められた子どもは次のゲームでズルをしてしまいました。
一度「頭がいいね」と褒められた子どもは期待に応えなければというプレッシャーでズルをしてしまったのです。
子どもを褒める時は「よく頑張ったね」と、努力を評価するとさらなる努力に繋がるという研究結果が出ています。
(*`・ω・´)褒め方一つで大きく違ってくるんですね!
受験を控える親御さんに伝えたい7つの事。
ここからはお子さんに対して絶対にやってはいけない7つの事を発表します。
4~6は番組でコメント無しでした。
① 悲観的なことを言う
「東大に受けらなかったら将来真っ暗だぞ!」
「行く大学で年収に差が出るのよ!」
などなど。
悲観的な事を言うとネガティブな思考回路になり、自信がなくなっていきます。
そして、悪い想像をする親に不信感を抱くようになります。
「あの大学に入るとこんないい事があるぞ」
と、いうように言い方1つ変えるだけで信頼関係は良くなりますよ。
② 兄弟や他人と比較する
「お兄ちゃんは成績良かったのに・・・あなたはどうしてなの」
など、絶対に子どもを兄弟や他人と比較してはいけません!
③ 親の価値観を押しつける
×「公務員にしなさい!安定した職業がいいんだぞ!」
親が信念を持っておることは問題ありませんが、それを押しつけるのはいけません!
結論は子どもに出させてください。
④ 模試の成績で全てを判断しない
⑤ 子どもの食事を作らない
⑥ 受験会場まで親が付いていく
⑦ 子どもの持ち物を無断で確認する
こちらはついついやりがちな事ですが、子どもとはいえプライバシーは尊重するべきです。
親が信頼すれば必ず子どもに伝わり子どもは自分で考え、正しい道を進むもの。
子どもの自主性を尊重することも親の大事な役目です。
過保護になりすぎず、突き放さず、適度は距離感で寄り添うのが大切。
うちの子は5歳と3歳でまだまだ幼児。
「おやつに何を食べるか」
1日の中で1番頭を使って考えてる気がしますw
そんな感じなんで、受験なんてずーーっと先!って。
今回の授業も参考までに・・・って思ってたんですが、普通に今現在の子どもとの関わり方にも関係ある内容でした。
ついついポロっと出ちゃいそうになる言葉もよく考え、マイナスな言葉をつかわないように気をつけなくちゃいけませんね。
ムムム(´⌒`)
ポンポン言葉が出ちゃう私は要注意だなと^^;
あと!
ビックリなのは、都立日比谷高校の雰囲気!
勉強だけかと思いきや・・・・体育祭も文化祭も部活にも全力投球!って感じでしっかり青春を満喫して爽やかな学生生活でしたよ♪
進学校のイメージって、ひたすら先生の授業を聞いてノートを取り、朝から夕方まで勉強してとにかく受験!
受験に関係ない科目なんかしない!
みたいなね。
そんなイメージでしたが、日比谷高校は3年生までちゃんと受験に関係ない科目の授業もあるそう。
グローバルな人になるには教養が大切。
だから全ての科目を教えるそうです。
生徒が教壇に立って授業をしたり、自分のおススメの本を紹介するコンテストがあったりとユニークなんだけど、
確かに!(`・ω・´)キリッ
人前に出て発言できるリーダーシップのある人を育成できる納得の環境でした。
うちの子もこんな学生生活を送れたら素敵だろうなと思いましたよ♪♪