冬はもちろん乾燥して肌が乾燥しがちなのですが、それが春になっても治るどころか酷くなったりしませんか?
花粉が飛ぶ時期になるとなんだか肌が不調になる。
最近化粧のりがイマイチだな・・・・。
それはもしかしたら花粉による肌トラブルかもしれません。
春になると肌荒れする花粉症皮膚炎とは
花粉症は鼻や目だけでなく肌にも生じることがあります。
今まで鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの花粉症の症状が無くても、アレルギー反応が出る場所は個人差があるため肌に生じる場合もあるのです。
花粉はバリア機能が低下した皮膚から侵入することで刺激物として感知され、肌に炎症を起こしてしまいます。
春は意外と乾燥する時期であり紫外線量も増えてくるので、肌への負担は思ったよりも大きくなっています。
【花粉症皮膚炎のチェック項目】
上記の項目に当てはまる場合は花粉症皮膚炎かもしれません。
早めに花粉対策をし、お肌のケアをすることで症状を軽減させる事ができます。
花粉症皮膚炎を軽減させる対策
花粉性皮膚炎の症状を軽減させる対策は花粉症対策と似ていますが、とにかく肌に花粉を付けないようにするのが重要。
外出時には
・つばの広い帽子を被り、髪の毛が長い場合には束ねておく。
・眼鏡やマスクを装着する。
眼鏡は花粉症対策用のサイドや上下をガードするゴーグルのようなものがベストです。
・ストールなどで首をガードします。
・服は花粉が付きにくい素材のものを。
レザーやビニール、ポリエステルがお勧めです。
・スプレーをかける
メークの上からでも使用でき、肌や髪を花粉から守ります。
また外から室内へ入った場合、帰宅した際は肌に花粉を付けたままにせず取り除くことが大切です。
・濡れタオルで顔を押さえ花粉を取り除く。
この時に擦らないように気をつけます。
・衣服は玄関先で花粉を払い、その場で脱ぎます。
マスクはフィルター(表)部分を触らないようにして外します。
花粉症皮膚炎のケア方法
クレンジングや洗顔は肌に刺激を与えないよう、適量で擦らないよう優しく短時間で終えるようにします。
少しの肌の赤みのみの症状ならいつもの化粧品で大丈夫ですが、赤みが増し痒みが出ていたり普段使用している化粧品が合わなくなった場合は低刺激のもの、敏感肌用のものに切り替えましょう。
保湿力を高めることでバリア機能がしっかりと働き、花粉に負けない肌を作ることができます。
また化粧水がピリピリするようなら使用せず、洗顔後にワセリンか保湿クリームのみで保湿を。
1つのスキンケアだけでもたっぷりめに塗る事で乾燥と刺激に強い肌を作ります。
まとめ
肌から花粉を守る対策、お肌のケア方法をご紹介しましたが、それでも改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。
自己判断であれこれ試すのは逆によくない症状を引き起こす恐れがあります。
悩んで抱え込まず医師に相談してみましょう。